深溝玉軸受は軸方向の力に耐えられるか

深溝玉軸受は通常、アキシアル荷重ではなくラジアル荷重に耐えるために使用されます。深溝玉軸受はアキシアル方向の力にある程度耐えることができますが、その能力は比較的低くなります。

深溝玉軸受の設計は、小さなアキシアル荷重下で良好なラジアルサポートを提供することです。内輪と外輪の間で転動できる球面転動体を備えているため、ラジアル方向の力に耐えることができます。ただし、深溝玉軸受はアキシアル方向の力に耐えるように特別に設計されていないため、大きなアキシアル荷重に直面すると問題が発生する可能性があります。

大きなアキシアル荷重に耐える必要がある場合は、スラスト玉軸受やスラストころ軸受など、そのような荷重に耐えるように特別に設計された軸受タイプを選択することをお勧めします。これらのベアリングは、軸方向の力によく耐え、より高い軸方向負荷容量を提供できる特別な構造を備えています。